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高吾北消防の活動ACTIVITIES       平成30年度

高吾北消防署は、災害から住民の安全を守る為、様々な活動をしています。

活動(平成30年度)                ”活動・訓練等”TOPへ戻る  

 広島県呉市被災地視察研修 
 
 平成31年3月18から2日間、職員4名で広島県呉市に視察研修に行ってきました。呉市消防局管内では「平成30年7月西日本豪雨」にて甚大な被害を被り、現在も所々復旧が進んでいる地区もありますが、まだ惨憺たる現状のままの地区も残っており、当時の災害を思い起こさせるには十分な研修でした。今回の研修では、同局の廣瀬剛司警防調査係長に大変お世話になり、参加者4名も今回の研修で得たものも多く、今後管内の防災・減災において、今まで以上に各関係機関と協力し取り組んでいかなくてはならないことを改めて思いました。人は自然災害には力が及ばないことが多く、どんなに準備をしていても想定外の災害に見舞われた場合にはなすすべもありません。住民からは、消防は有事の際いかに動けるのか、また被害をいかに軽減できるのかが問われているなか、みんなで知恵を出しあい考えていくしかありません。呉市消防局管内の被災地も、まだ完全復旧までは時間が掛かりそうですが、一日も早く皆さんが笑顔で暮らせる日々がおとずれるよう心よりお祈り申し上げ、今回の報告といたします。 
 署内警防技術訓練 
 
 平成31年3月14日、署内警防技術訓練が開催されました。世代交代が急ピッチで進んでいく中、今年は若手の技術力向上を目的に、小型ポンプ操法を実施し、本署、分署あわせて6チームが訓練の成果を披露しました。また、大石組合長による特別点検や訓示では、参加した署員が一糸乱れぬ姿で、消防の基本である規律と節度を披露してくれました。 
 高北地区総合演習訓練   

 平成31年3月3日(日)肌寒い気温の中、佐川町と越知町で結成されている同演習訓練が越知町宮の前公園で開催され、服装点検や機械器具点検に始まり、礼式訓練、分列行進、両町の代表による操法訓練や放水競技などが披露されました。
 仁淀川町秋葉祭り   

 土佐三大祭りの一つに数えられる秋葉祭りが、2月11日普段は静かな集落(住民約150人)である仁淀川町別枝地区で、沢渡、霧の窪、本村の三つの地区が繰り広げる祭囃子、火消装束に身をつつんだ若者の鳥毛ひねり、子供たちの太刀踊り、屈強な若者が担ぐお神輿など約200人にも及ぶ行列を、今年は雨のせいか8千人と少し例年を下回りましたが、たくさんの観光客が見守る中、賑やかに時代絵巻が繰り広げられました。
 仁淀川町秋葉祭りに係る御神体の里帰り(平成31年2月9日)   

 土佐三大祭りの一つ、秋葉大祭が2月11日仁淀川町別枝で開催されました。これに先立ち、2月9日に秋葉神社より御神体が岩屋神社まで里帰りしますが、地域の人手不足から高吾北消防署の力自慢の署員18名の有志が立ち上がり、無事に岩屋神社に奉納することができました。今年一年署員にも良いことがあると思います。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
 佐川町文化財防火デー防火訓練(平成31年1月26日)   

 佐川町古畑にある古畑観音堂にて、文化財防火デー訓練が実施されました。参加者は地域住民20名、消防団員7名、役場関係者3名、消防署2名であり、通報訓練や初期消火訓練を実施後、担当者から文化財保護の重要性について説明を聞くとともに、地域をあげて文化財を守っていくことが一番大切であると全員が肝に銘じ訓練を終了しました。 
 平成31年仁淀川町出初式(平成31年1月13日)   

 仁淀川町消防団出初式が旧吾川中学校グラウンドにて好天の中、多数の関係者が出席するなか盛大に挙行されました。 
 「平成29年九州北部豪雨災害」講演開催   

 平成29年7月に発生した九州北部豪雨は未曽有の被害となり、日本中に多大な影響を与えたことは記憶にまだ新しいところであり、本年7月にも西日本を豪雨が襲い平成最後の夏に大災害をもたらしました。当消防本部では平成30年11月16日(金)に、当時甚大な被害に遭われた福岡県甘木・朝倉消防本部で陣頭指揮に当たられた、有田勝幸警防課長をお招きし講演を開催しました。管内では三町役場、消防団、佐川警察署、自主防、高知県からは10消防本部、消防政策課、消防学校、防災航空隊など総勢110名が聴講し、内容も当時の災害の様子や緊援隊による受援の難しさ、消防団や自主防の奮闘ぶりなど、ありとあらゆる分野のお話をお聞かせいただき、今後の豪雨に対する災害の備えについて参加者全員が地域の防災・減災を今一度考える良い機会になったのではないかと思います。また、翌日はプライベートにて市内の観光めぐりに帯同し、福岡御一行5名が高知を離れるまでしっかりお見送りしてきました。今回、講演に携わっていただいた職員の皆さん本当にお疲れ様でした。 
 平成30年度仁淀川町防災訓練   平成30年11月4日(日) 
 
 平日の午前8時35分、仁淀川町で震度6強の地震が発生したとの想定で訓練開始。今回の会場は吾川地区をメインとし、サブ会場を田村訓練場、名野川遊園地、大崎診療所としました。今回は役場全職員が本庁や支所で勤務中の想定となっており、役場職員は自分の配属先でそれぞれの役目を果たし、消防団、医療関係者、警察、自衛隊、自主防、女性防火クラブ、町民、高吾北消防署仁淀川分署の署員にあっては旧吾川中に参集し訓練を実施しました。今回は本格的に自衛隊の協力を仰ぎ、救出訓練や炊き出し訓練にも積極的に参加していただき、今後の仁淀川町にとって実り多い訓練となった一日となりました。
 第6回高知県緊急消防援助隊受援・応援合同訓練(平成30年11月2日〜3日)   

 平成30年11月2日(金)9時、和歌山県南方沖合を震源とするM8.4の地震が発生。高知県幡多地域では震度5強〜6弱を観測し、複数個所で家屋の倒壊、座屈、山・崖崩れが発生しており、沿岸部では津波被害が発生。幡多地域の近隣市町村及び消防機関(高知県3消防本部)は災対本部並びに指揮本部等を設置、被害が甚大であり現消防力では対応できないと判断、早期に県を通じ総務省消防庁に緊急消防援助隊応援を要請したとの想定。これに伴い、高知県12消防本部を他県応援隊に見立て、中央西ブロック隊一次集結場所を四万十清流消防署と定め出動、終結後二次集結場所四万十市防災センターに進出し、宿営訓練場所である宿毛市総合運動公園に集結し初日を終了する。二日目は、四万十市の河川敷にて各種の災害想定による訓練を実施し終了となる。参加した当消防本部の隊員によると、今回の訓練で得た教訓を基にさらに訓練を重ね、大規模災害発生時には迅速・確実・安全に活動することや、日頃の隊員間のコミュニケーション、多岐に渡る想定訓練の必要性が感じられたとのことであった。 
 高吾北管内女性防火クラブ研修 
 
 平成30年10月13日(土)、管内女性防火クラブ研修が仁淀川町にある鳥形山にて開催されました。担当者の説明で、日本屈指の石灰鉱山として知られる鳥形山は、良質な石灰岩を含む秩父古生層の石灰山で、日鉄鉱業により年間1,400万トン余りの採掘が行われ、露天掘り日本一の産出量を誇っていることや、開発前に1,459mあった標高は、長年の採掘によって約200m低くなり、まだ後100年は採掘できるとの話を聴き、山頂では眼下に広がる広大な採掘現場や、180トン積ダンプなどの重機を目の当たりにし、各防火クラブの会員たちはめったに見ることのできない世界に足を踏み入れ、感心したり驚きの表情を見せていました。今回の研修は、好天に恵まれ1,000mを超える高い山にも関わらず気温も上昇、管内7クラブ50名の参加者にはとても良い研修になったと思います。
 平成30年度高知県中央地区消防操法大会(H30.10.07) 
 
 標記の大会が開催され、ポンプ車と小型ポンプの両部門で管内の仁淀川町消防団(長者分団と森分団)が前回大会(池川分団と川渡分団)に引き続き二連覇を達成しました。更には、ポンプ車の部で斗賀野分団(佐川町)が準優勝、小型ポンプの部で横畠分団(越知町)が準優勝と、高吾北消防本部開署以来初めての1-2フィニッシュの快挙となりました。三町消防団の選手や関係者の皆さんおめでとうございました。そして、約5ヶ月間、日夜訓練指導を実施していただいた署員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 平成30年度山郷に心を求めてつどう会開催 
 
   平成30年8月18日(土)、毎年恒例となった当消防署救急研修会「山郷に心を求めてつどう会」を、今回初めて消防本部で開催することを試みてみましたが、第一部の研修会では、109名の参加を得て盛大に開催することができました。今回も3名の講師をお招きし、近森病院救命救急センター長根岸正敏氏による「意識障害の識別診断」、高知赤十字病院副院長西山謹吾氏による「終末期患者の在宅(施設)からの救急搬送」、高知医療センター救命救急センター長西田武司氏による「お薬と上手に付き合う」と題し、それぞれ貴重なご講演をいただき、参加者も興味津々に耳を傾け、解り易い内容でもあったことから大変好評でした。第二部の意見交換会では、大正2年創業の老舗料亭である佐川町大正軒に場所を移し58名の参加者のもと、秘伝のタレで食べるウナギなどに舌鼓を打ち、参加者の皆さんの満腹中枢を刺激、体内アルコール消毒も十二分に実施し、日頃社会の喧騒に駆られる日々を送り、疲れた身体を癒す場となったようです。今年も参加して頂いた沢山の方々のご協力により同会も無事に終了することができました。来年も山郷会は開催予定ですので、ホームページや人伝手に情報を聞いた方で参加してみようという方がおられましたら、高吾北消防本部までお問い合わせください。ちなみに、来年度の開催場所は、鬼が笑うのでまだ秘密です(笑) 
 平成30年度仁淀川町消防団操法予選会   

 平成30年7月17日(火)・18日(水)の両日、標記の予選会が開催され、田村訓練場において熱い戦いが繰り広げられました。今回の予選は、先の7月8日(日)に予定されていた仁淀川町消防大会が大雨により中止となったため、今年10月に行われる平成30年度高知県中央地区操法大会への出場権をかけた操法予選のみが開催されました。結果は、ポンプ車の部で長者分団、小型ポンプの部で森分団が見事に出場権を獲得しました。今大会で心残りだったのは、日夜訓練に励み小型ポンプの部で予選会に出場予定であった秋葉分団が、選手の日程の都合がつかず不参加となったことが非常に残念でした。 
 平成30年度中学生職場体験(平成30年6月19日〜21日)   

 佐川中学校の生徒4名が、この程職場体験学習に来署してくれました。未来のカッコイイ消防士たちを見てあげてください。 
 高知県・愛媛県ドクターヘリ相互応援協定による搬送訓練   

 平成30年6月1日、高知県仁淀川町大渡ダムヘリポートにおいて、高知県側のドクターヘリ等が不在の為、相互応援協定により愛媛県ドクターヘリを要請し、高知医療センターへ搬送する訓練が行われた。高吾北消防本部管内は広範で山間地域が多く厳しい地理的条件下の中、高齢化に伴う救急搬送の増加や医療機関への搬送も遠距離のため、ヘリの機動性を最大限に活用し「救えるはずの命を守るため」、職員一同想いを一つにして取り組んでいます。今回の協定により搬送手段の選択肢が増え、傷病者を一刻も早く医師の元へという願いがまた一つ叶うことになり、今後も連携体制の強化や訓練を実施し、救急や災害に強い地域にしていきたいと思います。 
 平成30年度高知県総合防災訓練   

 平成30年5月27日、大規模地震、豪雨等実際的な災害を実施することにより、総合的な防災体制の確立を図るためメイン会場である高知新港やサテライト会場で各種に渡り訓練が行われた。新港での訓練には高吾北消防本部が中高層建物火災消火救助訓練、三町消防団が水防工法(積み土のう)に参加し、サテライト会場の管内三町ではヘリ離着陸場を使用し救急搬送や物資輸送訓練が行われた。 
 高知県消防大会(H30.5.17)   

 県下の消防関係者が一堂に集い、平成30年度高知県消防大会が高知県立県民体育館で開催され、各部門で功績のあった各関係者に表彰状などが授与されました。 
 平成30年度 第1回高吾北消防連絡協議会及び警察・消防連絡協議会   

 去る5月11日に高吾北消防連絡協議会が開催されました。同会終了後、今年3月に福岡県北部豪雨災害で被災した朝倉市に視察に行った職員による現地の報告や、今年と来年高知県消防学校で開催される四国地区救助指導会のPRビデオ、消防団へのAED普及啓発としてのDVDなどを鑑賞し閉会、引き続き高吾北地区警察・消防連絡協議会を開催し、警察と消防署・団とで常日頃から取り決めをしている内容の再確認等を行い両協議会を閉幕しました。 
 平成30年度中学生職場体験(平成30年5月9日〜11日)   

 越知中の生徒2名がこの程、職場体験学習に来署してくれました。未来のカッコイイ消防士たちの晴れ姿です。